こんにちは、カキンです。
突然ですが、皆さんはパチンコで1日にいくら負けたことがありますか?
1万円? 3万円? 5万円?
僕の最高記録は、1日12万円負けです。
しかも、朝の開店から夜の閉店まで、ほぼ丸一日打ち続けての結果でした。
「そこまで負ける前に帰れよ」
そう思いますよね。
僕も今ならそう思います(笑)。
でも、当時はなかなか帰れなかったんです。
そして、この話には続きがあります。
12万円負けて「もうパチンコなんかやめよう」と決意した僕は、そのわずか1週間後、別の台で約22万円勝ちました。
今回は、そんな僕の大負けと大勝ち、そしてパチンコをなかなかやめられなかった理由についてお話しします。
朝一から1,200回転。何も起きない地獄の始まり
その日、僕が打っていたのは「e東京喰種(東京グール)」。
朝の開店から打ち始めました。
ところが、回しても回しても当たらない。
気がつけば、1,200回転ほど、大当たりどころかチャージすら引けないという展開になっていました。
ようやく引いた初当たりも、肝心のRUSHには入らず。
その後も当たりを引くものの、RUSHには一度も突入しませんでした。
長時間打ち続けて、何度も期待して、そのたびに落とされる。
もう、何のために座っているのか分からなくなってきます。
ちなみに、こういうときに限って周りの台はやたら楽しそうに見えるんですよね(笑)。
もちろん、実際には周りにも負けている人はいます。
でも、自分が大負けしていると、他人の大当たりばかりが目に入ってしまうんです。
5万円負け、8万円負け、そして10万円超え
5万円負けた頃は、とにかくイライラ
投資が5万円くらいになった頃。
このあたりでは、まだ怒りがありました。
「いい加減当たってくれよ」
「せめてRUSHくらい入ってくれよ」
そんなことを考えながら打っていました。
普通に考えれば、5万円でも十分大金です。
でも、当時の僕は、そこで帰るという選択がなかなかできませんでした。
8万円負けた頃には、体までしんどい
投資が8万円くらいになると、今度は体の方がきつくなってきました。
汗が止まらない。
ずっと座っているので腰も痛い。
その日はタバコも2箱ほど吸っていました。
今振り返ると、完全に無理していたと思います。
そこまでして打ち続ける理由なんて、冷静に考えればありません。
でも、そのときの僕には「帰る」という決断ができなかったんです。
10万円を超えると、怒りすらなくなった
そして投資が10万円を超えた頃。
不思議なことに、あれほどイライラしていた気持ちが薄れていきました。
もう怒る気力もない。
何だか、どうでもよくなってくるんです。
しまいにはスマホでホラー映画を見ながら打っていました。
パチンコで10万円以上負けながら、ホラー映画を鑑賞。
……いや、目の前で起きていることの方がよっぽどホラーやろ(笑)。
なぜ12万円負けるまで帰れなかったのか
今考えても、不思議です。
なぜ、もっと早く帰らなかったのか。
理由は一つではありません。
まず、僕には以前、10万円近く負けていたのに、そこから逆転して最終的にプラスになった経験が何度かありました。
だから、大きく負けていても、
「まだ取り返せるかもしれない」
という期待が消えなかったんです。
それに、ここまで負けたなら、少しでも取り戻したい。
一方で、
「今日は一体どこまで負けるんやろ?」
なんて、変な好奇心まで出てきます。
周りには大勝ちしている人もいれば、自分と同じように大負けしている人もいる。
その雰囲気にも影響されていたと思います。
さらに、当時は「引き寄せの法則」についての本を読んでいたこともありました。
「強く願えば、何か変わるんじゃないか?」
そんなオカルトじみた考えまで頭に浮かんでいました。
もちろん、願ったところでパチンコの抽選確率が変わるわけではありません。
今なら分かります。
でも、負けているときは、いろんな考えが頭の中でごちゃごちゃになるんです。
そして恐ろしいことに、これは今回だけの話ではありません。
大負けしているときの僕は、大抵こんな感じでした(笑)。
結局、RUSHは一度も入らず12万円負け
そうして、朝から閉店まで打ち続けた結果。
最終的な負け額は約12万円。
結局、RUSHには一度も入りませんでした。
当たりを引くたびに少し期待しては、また落胆する。
その繰り返しです。
普通なら、帰り道で怒りや後悔が爆発しそうなものですよね。
ところが、この日の僕は違いました。
12万円負けた帰りにサウナへ。そして普通に寝た
閉店後、僕が向かったのはサウナでした。
あれだけ負けたのに、なぜかそのままサウナへ。
そして、しっかり整いました。
気分はすっきり。
パチンコで負けた怒りも、ほとんど感じませんでした。
その日は普通に帰宅して、普通に眠れたんです。
12万円負けた男が、サウナで整ってぐっすり寝る。
……今思い返しても、我ながらよく分からない行動です(笑)。
でも、本当に怖かったのは翌日でした。
翌日、怒りと後悔が一気に押し寄せた
翌日になると、前日の負けが急に現実味を帯びてきました。
「12万円も負けてしまった……」
「何で途中で帰らなかったんやろ」
「何をやってるんや、俺は」
怒り、悔しさ、悲しさ、後悔。
いろんな感情が一気に押し寄せてきました。
しかも、その日は高熱まで出てしまいました。
熱の原因がパチンコの負けだったのかは分かりませんが、心身ともに散々な状態でした。
当然、思いました。
「もうパチンコなんか絶対やめよう」
そのときは、本気だったんです。
でも、1週間も経てば後悔の重さが消えていた
ところが、不思議なもので。
1週間も経つと、またパチンコに行きたくなっているんです。
負けたことを忘れたわけではありません。
12万円負けたことは、ちゃんと覚えています。
でも、負けた直後に感じていた、あの重たい感情だけが薄れていくんです。
例えば10万円負けた直後なら、
「今月の生活どうしよう……」
「明日から会社に行きたくない……」
「自分をどつき倒したい……」
そんな気持ちになります。
ところが、数日経つと、
「10万円負けたな〜」
「次はもっと少ない投資金で遊ぼうかな」
「いや、安定のジャグラーかな?」
「次の大勝負は給料日後やな」
「次は負けへんで!」
……いや、何が「次は負けへんで!」やねん(笑)。
あれだけ後悔したはずなのに、もう次のことを考えている。
負けた記憶は残っているのに、後悔の重さだけがスカスカになっている。
僕の場合、こういうことが何度もありました。
そして、この12万円負けた日の翌週。
信じられないようなことが起こります。
翌週、朝一2回転で大当たり。一撃6万発超え
12万円負けた翌週。
「もうやめよう」と思っていた僕は、結局またパチンコ屋にいました。
今度打ったのは「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」。
すると、なんと。
朝一、わずか2回転で大当たり。
しかも、そこから一撃6万発を超える大当たりになりました。
最終的な収支は、記憶では約22万円のプラス。
正確な出玉や金額までは覚えていませんが、とんでもない大勝ちだったことは間違いありません。
先週12万円負けて、翌週は約22万円勝ち。
2週間の収支だけ見れば、約10万円のプラスです。
「取り戻せてラッキー!」
もう、そんな気持ちでした(笑)。
勝ったその夜、友達に焼肉とラーメンを奢った
しかも、その日は夜から友達と飲みに行く約束がありました。
大勝ちして気分がよくなった僕は、焼肉やラーメンなど、その日の飲食代を奢っていました。
先週は12万円負けて絶望。
翌週は約22万円勝って、友達にご馳走。
……感情も財布も忙しすぎます(笑)。
でも、これが当時の僕のリアルでした。
大負けしても、たまに大勝ちする。だからやめられなかった
今振り返ると、この出来事にはパチンコの怖さが詰まっていたと思います。
12万円負けた翌日、僕は本気でやめようと思いました。
でも、その決意が薄れた頃にまた打ちに行き、今度は大勝ちしてしまった。
すると、
「やっぱり取り返せることもある」
「次も何とかなるかもしれない」
という気持ちが強くなります。
もちろん、たまたま大勝ちしたからといって、次も勝てる保証はありません。
過去の負けが帳消しになるわけでもありません。
でも、頭で分かっていても、実際に大勝ちした経験は強烈に残るんです。
負けたときの苦しさは、時間とともに薄れていく。
なのに、大勝ちしたときの興奮や喜びは、なかなか忘れられない。
僕にとっては、この繰り返しが厄介でした。
今の僕が、当時の自分に言いたいこと
今の僕が、あの日の自分に声をかけるとしたら、こう言いたいです。
「お前、ただのパチンカスやん(笑)」
「時間と金、もったいないで」
「そもそも、そんなに金もないのに何やってんねん。もっと他のことやれよ」
……まあ、当時の僕に言っても、素直に聞くとは思えませんが(笑)。
でも、本当にそう思います。
パチンコをしていなかったら、僕はどんな人生を送っていたんでしょうか。
もっと貯金があったかもしれない。
違う趣味に出会っていたかもしれない。
何か新しいことに挑戦していたかもしれない。
もちろん、そんなことは誰にも分かりません。
ただ、少なくとも今の僕は、あれだけのお金と時間をパチンコに使わなければ、もっと違う人生があったんじゃないかと思っています。
今回の話だけを見れば、12万円負けた翌週に約22万円勝っています。
でも、僕がパチンコ・スロットを打っていた約15年間の収支は、トータルで約600万円のマイナスです。
たまに大きく勝ったこともありました。
楽しかった思い出も、正直あります。
それでも、今振り返れば、失ったお金と時間はあまりにも大きかった。
一度の大勝ちで取り返せた気になっても、それまでに失ったものが全部戻ってくるわけではないんですよね。
もし今、大負けして「もうやめよう」と思っている人がいたら、その気持ちが薄れたときこそ、一度立ち止まってほしいと思います。
僕自身、もっと早くそうできていたらよかったんですけどね。
人生いろいろ課金してきましたが、さすがに12万円払って後悔し、その翌週に大勝ちしてまた夢を見るというのは、なかなか厄介な課金システムでした(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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